高校の指導要領が変更されて、「現代社会」で扱っている「基本的人権の保障」や「平和主義」が消されるらしい。
内容に関しては調べたりすれば理解できるはずなので省略するが、さすがにこれはまずいと思う。特に「現代社会」で扱っている「基本的人権の保障」や「平和主義」の削除という点。
事実かどうかは知らないがネットで調べてみると自民党の改憲草案に沿ったものらしい。上のリンクに書いてある
「基本的人権の保障」や「平和主義」はこの国と社会を成り立たせる基本原理です。これをしっかり認識しているか否かで、個人の生き方は大きく違ってきます。
という意見は全くその通りだと思う。一度中学で教えてるから削除してもいいでしょとかそういう問題ではないんじゃないか?
自民党は思ったよりもやばいことやってるのかもね。我々国民からするとちょっとした変化であるし、生活に直ちに影響するわけではないから興味も持たないだろうし。茹でガエル現象ってやつだ。少しずつ変わっていって気が付いたら、後戻りできないとこまで来てるなんてことになるかも。
でも、反対だとか思ってても普通は行動なんかしない。それどころか現実の生活でそんなことが話題になるかっていったらなるわけがない。私のような大学生がたまたま興味を持ったとしても、そんなことを議論するような学生は物好きを除いていない。余裕のある大学生でこれなんだから生活で大変な社会人なんかもっと考えないと思う。話題に上がらなければそのうち忘れるしね。現実的に私のとる行動は選挙で自民党に入れなくなるとかせいぜいその程度だろう。
ある時、ゼミで8月革命時にモスクワにいたという先生がいて歴史の動く場にいられたなんて羨ましいといったことがある。すると先生は「君たちは歴史を作っていくその場に既にいるんだよ」といった。もしかしたら、今まさにそういう状況なのかなとふと思った。